戸建てに壁掛けテレビを設置する際の注意点と壁固定式金具とスイングモーション式金具はどっちを選択?

戸建てに壁掛けテレビを設置する際の注意点

新築の戸建てを購入したら、インテリアにもこだわりたいですよね。その中でも人気が高いのが壁掛けテレビの設置。お部屋がスッキリ見えたり、スタイリッシュな雰囲気を演出できたりと、メリットはたくさんあります。でも、設置にはいくつかの注意点があります。今回は、そのポイントを詳しく紹介していきます!

1. 壁の強度を確認しよう

まず最初にチェックしたいのが、壁の強度です。壁掛けテレビはそれなりの重量があるため、しっかりした壁でないと取り付けが難しい場合があります。特に石膏ボードの壁は注意が必要。石膏ボード単体では強度が不足するため、補強材を入れるなどの対策が必要です。新築ならば、工務店さんに相談して、壁の強度について確認しておくことが大切です。ここで注意する点は、壁の補強につかう補強板の厚さです。薄い1.2㎝のべニア板だと65インチまでが精一杯。同じく65インチの有機ELモデルやフナイやハイセンス、東芝レグザは重量がある為、大きい地震には耐えられない可能性があります。そしてもう一点が、電気のコンセント口が壁の中心に作られてしまうケース。金具やテレビと干渉してどうして金具を固定させられない事があります。

2. 配線をどうするか考えよう

壁掛けテレビを設置する際に厄介なのが配線です。見た目をスッキリさせたいのに、ケーブルがごちゃごちゃしていては台無しですよね。新築の段階であれば、壁の中に配線を通す工事をしておくと良いでしょう。これにより、見た目もキレイに仕上がります。また、将来的に機器を追加する可能性も考慮して、配線の余裕を持たせておくと安心です。もし自分でDIYで行うなら、モール配線による隠ぺい配線が良いでしょう。

3. テレビの高さを決める

テレビをどの高さに設置するかは非常に重要です。見やすさや視聴の快適さに直結するため、慎重に考えたいポイントです。一般的には、目の高さにスクリーンの中心がくる位置が理想とされています。リビングのソファーに座った状態での目線に合わせると良いでしょう。高さ調整ができる金具もあるので、それを活用するのも一つの手です。

4. 取り付け金具の選定

壁掛けテレビを設置するための金具も重要な要素です。テレビのサイズや重量に合った金具を選ばないと、設置後に落下するリスクがあります。また、角度調整ができるタイプの金具を選ぶと、視聴位置に合わせてテレビを調整できるので便利です。リビングの広さからテレビの大きさを選択される事が多いと思いますので、部屋の形状(間取り)から、おススメの金具タイプは、長方形の12畳以上のリビングなら壁固定式金具がおススメ。キッチンからL字になっているリビングや18畳以上の広いリビングはスイングモーション式金具がおススメ。信頼できるメーカーのものを選び、しっかりと固定することが大切です。

5. 将来的な変更にも備えよう

新築時に壁掛けテレビを設置する場合、将来的な変更やアップグレードにも備えておくと良いでしょう。例えば、テレビが大きくなったり、新しい機器を追加したりすることを考慮して、配線や取り付け金具の対応範囲を広くしておくのがおすすめです。また、配線ダクトを設置しておくと、後からの配線変更が楽になります。

まとめ

新築戸建てに壁掛けテレビを設置する際の注意点を紹介しました。壁の強度確認、配線の計画、テレビの高さ、取り付け金具の選定、そして将来の変更に備えることが大切です。これらのポイントを押さえて、理想のインテリアを実現しましょう。新しいお家での快適な生活を楽しんでくださいね!

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