壁掛けテレビ施工【新築予定の方必見】壁掛けテレビ用の下地補強、下地補強をおこなうタイミングで仕上がりが天と地ほど違う!

壁掛けテレビにするうえで、下地補強って大事。速人ではテレビの落下事故はいまだ1件と発生はしていませんが、施工不安な家は正直何件かあります。その大体は下地が入っている詐欺や下地がピンポイントすぎてお客様の希望する位置に下地が届かないという点です。
こんにちは!名古屋市の株式会社速人(ソクト)の坂井です
速人の提供するサービスは、壁掛けテレビと壁の専門店「ソクトノカベカケ」。
「新築で壁掛けテレビを予定してるんですが、ハウスメーカーに下地をお願いすべきでしょうか?」
こんなご相談を年間50件以上いただきます。
実は、この「下地補強のタイミング」によって、仕上がりも強度も料金も驚くほど変わってしまうんです。今日は、その違いを詳しく解説します!

新築時の下地補強「5つのパターン」を徹底比較
【パターン①】新築時・フル下地対応(理想形)
構造:クロス → 下地板(1800×900mm、厚さ12mm) → 柱
メリット: 最も強固で美しい仕上がり デメリット: ハウスメーカーによっては50〜60万円の高額費用
この場合は、電源とアンテナ線、隠ぺい用ダクトも作っての値段がおおいですね。アクセントクロスや
空中テレビボード(フロート)入れる場合は、また費用が入りますね。
【パターン②】新築時・ピンポイント下地(現実的)
構造:クロス → 石膏ボード → ピンポイント下地板(600×900mm)
現実: 50〜60万円かけても、実はこのレベルが多い 問題: テレビサイズが変わると対応できない可能性
【パターン③】後付け・前出し工法(速人の得意技)
構造:構造用合板(12〜30mm厚)→ クロス → 石膏ボード → 柱
速人の工夫: テレビのインチサイズに応じて厚さを変更 メリット: 確実な強度確保、柔軟な対応
デメリット:壁とテレビの全面との隙間が大きくできてしまう。横からみると下地が丸見えな点。
業者さんによっては、まんま板の状態で貼ってクロスを損傷させる事案もあります。しっかりと
壁の色に合わせた加工ができる業者さんを選びましょう。
【パターン④】ジャストップ工法(要注意)
構造:クロス → 石膏ボード → 小さな下地板(150×300mm)
問題点:
- クロスの仕上がりがガタガタになりがち
- 大きく厚い下地は物理的にいれられず、入った下地が小さすぎて強度不足
- 美観を損なうリスク
【パターン⑤】完全下地交換工法(速人の最高技術)
構造:クロス → 構造用合板×2枚(12〜30mm厚)
手順詳細:
- 石膏ボード2枚(1800×900mm)を完全撤去
- 壁センターの間柱+両サイド445mmピッチの間柱を確認
- 構造用合板2枚を設置し、広範囲の下地を構築
なぜ2枚なのか? 壁掛けテレビは通常、壁のセンターに設置します。そのセンターには間柱が入っており、その両サイドに445mmピッチで間柱が配置されています。
石膏ボード2枚を撤去し、構造用合板2枚を設置することで: ✅ 下から上まで、横にも幅広くカバー ✅ 金具サイズに関係なく、下地からはみ出すことがない ✅ 木材の柱・間柱+厚みのある下地板2枚という最強構造
結果: 壁掛けテレビ設置において最高の環境を実現
【LGS(軽天)の場合の注意点】LGS構造では少し事情が異なります:
事前の構造確認がより重要
LGSは厚みがないため、あまり厚い下地板は使用できない
施工可能ですが、木材施工より手間がかかるため単価が上がる場合も
【実例】ハウスメーカーT社で起きた”悲劇”
先日、新築のS様邸で起きた出来事をご紹介します。
S様は某大手ハウスメーカーに「75インチのテレビを壁掛けしたい」と相談。担当者からは「下地補強込みで45万円です」と提案されました。
ところが完成後、実際に壁掛けテレビを設置してみると…
「あれ?金具の一部が下地に当たってない…」
確認すると、ピンポイント下地(600×900mm)しか入っておらず、75インチ用の金具は下地からはみ出していたんです。
結局、速人で改めて下地補強を行うことに。S様は二重の費用負担となってしまいました。
【危険】こんなハウスメーカーは要注意!
✅ 電源コンセントをテレビ中央に配置してくる ✅ 配線ダクトの位置を考えていない
✅ 下地の厚さや範囲を明確に説明しない ✅ 「とりあえず下地は入れておきます」という曖昧な回答
逆に、壁掛けテレビを理解しているハウスメーカーは: ✅ 電源位置をテレビ裏の金具と干渉しない端に配置 ✅ 配線ダクトの設計も含めて提案 ✅ 下地の仕様を図面で明示 ✅ 将来のテレビサイズ変更も考慮した設計
【提案】新築予定の方への3つのアドバイス
1. ハウスメーカー任せにしない
「壁掛けテレビ対応」という言葉だけで安心せず、具体的な仕様を確認しましょう。
2. 施工のプロに事前相談
設計段階で壁掛けテレビの専門家に相談することで、後々のトラブルを防げます。
3. 「後付け前出し工法」という選択肢
必ずしも新築時に下地を入れる必要はありません。適切な後付け工法なら、新築時以上の強度を確保できます。
まとめ:たかが下地、されど下地
特に小さいお子さんがいるご家庭では、下地の重要性は命に関わる問題です。
ハウスメーカーに任せきりではなく、まずは施工のプロにご相談を。速人は全国対応で相談を承っています。施工は地域限定ですが、技術的なアドバイスは喜んでさせていただきます!
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