壁掛けテレビの「隠ぺい配線工事のリアル」これじゃあ通せないんだよ!( ˘•ω•˘ )





隠ぺい配線って、実はこんなに奥が深い!
壁掛けテレビを施工するうえで、隠ぺい配線はお部屋の見た目をスッキリさせる重要な工程です。でも、これが意外とクセ者。壁の中に配線を通す作業には、見えないリスクがたくさん潜んでいるんです。今回は壁掛けテレビ用の隠ぺい配線でこんな失敗例に焦点を当て、その背景と職人目線のリアルを赤裸々にお伝えします。
隠ぺい配線工事の基本料金とは?
他社さんの金額はかなりまちまちで、ハウスメーカーさんの値段はまったくわからない。速人で壁掛けテレビの施工時に以下の料金で隠ぺい配線工事を提供しています
- ダクト製作(上下2か所)… 15000円(税抜き)
- 隠ぺいダクト工事をしている最中、通常の方法で配線が抜けきらない場合、途中で横木や間柱の加工が必要になる… 1か所 10000円
- 隠ぺい配線作業(1経路あたり):
- 3m未満の配線 … 1本2000円
- 5m~9mの配線 … 1本3000円
- 10m以上の配線 … 1本5000円
これだけ聞くと「わかりやすい料金体系!」と思うかもしれませんが、実際に工事を行うとき、壁の中にはさまざまな障害物が待ち受けています。そして、それが職人たちにとっては頭を悩ませる問題でもあります。
お金をいただくだけに『できませんでした』はプロとして速攻で伝えるか、奮闘した結果を伝えるかのどちらかであるが、わたしは10分で制限し手ごたえが無いなら諦めます。

上のPF菅を通しているのも多いが、これは径(口のおおきさ)が小さくHDMIケーブルなどは、そのままでは入らない事がおおい。ではどうする?といえば加工して少しでも滑らかになるように削るなどの行為をするのだが・・・。
これがまた時間が掛かる。隠ぺい配線作業で時間を大きくとられることが多いと感じている身とすると、自分たちでダクト作成する方が、結果として楽であるといえます。
ハウスメーカーさんは住宅販売で利益をだすプロであって、その住宅の良し悪しが判断できるわけじゃない事を知っておいて欲しい。まぁ悪いと分かっていても改善案やコストの関係上や実際に施工した職人さんのこんなもんだろという適当な判断はハウスメーカーさんも知らないところであるんだろうなっと思う。
こういうの壁掛けテレビ施工を専門にしている我々にアドバイザーとしての意見を聞いて欲しいぜ。
隠ぺい配線工事で直面する4つのリスク
1. 筋交い(斜材)の存在
筋交いとは、壁の中に斜めに入った木材や金属部材のこと。これが壁の強度を保つ役割を果たしていますが、配線を通す際には最大の障害物です。筋交いを避けるため、配線ルートを変える必要があり、場合によってはダクトを斜めに掘ることも…。
※筋交いはハウスメーカーさんにとって耐震補強工事である事があります。その為、筋交いを傷つけてしまうと耐震保証がされないという恐ろしい契約があったりします。筋交いがある場合は、基本的には隠ぺい配線工事はしないという方向になります。
2. 横木(横材)の存在
壁の奥に横木が打ち付けられている場合、それをそのまま貫通させるのは難しい場合があります。特に、横木がしっかり固定されている場合は、配線が引っかかりやすく、施工時間が大幅に伸びるリスクがあります。
横木は、奥の壁にビッチリ入っているという事もない場合もあります。やってみないと分かりません。
3. 間柱が邪魔になる場合
壁の中に隠れている間柱(垂直材)も配線の大敵です。特に、斜めにダクトを通す必要があるケースでは、間柱を避けて施工するのが非常に困難。間柱が途中で配線を引っ掛けてしまうこともあります。
というより間柱は壁の主役といっても過言ではないので、なるべくなら加工せずに真下に落とす方法を提案させていただきます。
4. 特殊壁(タイル壁・エコカラット)の加工が必要な場合
タイル壁やエコカラットは、デザイン性が高い反面、配線を通す際には特別な工具や技術が必要になります。この場合、追加料金が発生する可能性があります。また、慎重に作業を進めないと、壁を傷つけてしまうリスクも…。
「この隠ぺい配線は絶対に大丈夫!」は本当か?
お客様の中には、住宅メーカーやリフォーム会社の営業担当者から「この壁には隠ぺい配線用の壁通しがあるから作業は不要です」と言われて安心している方もいます。職人としては、直接確認してみないと本当に簡単かどうかはわからないんです。
- 斜めに穴をあけてダクトを通す → 経年劣化で配線が抜け落ちる恐れ。
- 壁の奥行きが浅い → 配線が通らず、隠ぺいが不可能になるケースも。
- 中の菅は真っ直ぐじゃない → タイトな入口な場合は、大抵、中で引っ掛かる事も。壁の中で湾曲し「く」の字になっているとワイヤーで引っ張っても大苦戦することも。
実際、現場で「これはいけるだろう」と思ったら菅内でケーブルの頭が引っかかって配線が通らず、余分な時間がかかったケースも少なくありません。
リスクを最小限に抑えるためには?
- 事前調査を徹底する
隠ぺい配線を行う際には、必ず事前に壁の中を調査します。具体的には、下地センサーを使って壁の内部構造を確認。リスクを想定しながら施工プランを立てます。 - 配線ルートを柔軟に変更する
もしも筋交いや間柱があった場合でも、最適な配線ルートを選定して、安全かつ美しい仕上がりを目指します。 - お客様への事前説明を徹底
施工前に「この壁にはこういったリスクがあるため、追加料金が発生する可能性があります」といった説明を行います。これにより、お客様との信頼関係を構築します。
※タイル壁や下地補強がある壁は、事前に伝えられます。横木などは内視鏡カメラを参考にして必ず視覚的に厳しい状況をお伝えしてからしか適用はされません。
実際の施工例と料金の一例
例1:壁掛けテレビ+隠ぺい配線(シンプルな壁)
- ダクト製作(上下2か所) … 15000円
- 配線(3m未満・3本) … 6000円
合計 … 21000円(23100円税込)
例2:壁掛けテレビ+隠ぺい配線(特殊壁・横木あり)
- ダクト製作(上下2か所) … 15000円
- 追加加工料金 … 10000円
- 配線(3m未満・3本) … 6000円
合計 … 31000円(34100円税込)
まとめ:プロの技術で壁掛けテレビの可能性を広げる
隠ぺい配線は、見た目をスッキリさせるだけでなく、安全性や使い勝手を向上させるための重要な工程です。とはいえ、壁の中は見えないリスクがたくさん潜んでいます。だからこそ、信頼できるプロに任せることが大切です。

私たち速人では、どんな壁でも適切に対応し、お客様の理想を形にするお手伝いをしています。隠ぺい配線を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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