壁掛けテレビで部屋を広く見せる方法、プロならではの提案!壁に空中棚や空中テレビボードを活用【株式会社速人の壁掛けテレビ施工日記】
こんにちは!今日は、壁掛けテレビを使ってお部屋を広く見せる方法についてお話しします。リビングや寝室をもっとスッキリ見せたいと思っている方、必見です。
リビングや寝室に設置するテレビは、部屋のレイアウトやデザインに大きな影響を与えます。従来のテレビスタンドやキャビネットは、どうしても床にスペースを取ってしまい、部屋が狭く感じることがあります。しかし、壁掛けテレビを導入することで、床スペースを有効活用し、部屋を広く感じさせることが可能です。さらに、空中棚や空中テレビボードを取り入れることで、収納力を確保しながら、スッキリとした空間を実現できます。
この記事では、壁掛けテレビを活用して部屋を広く見せる方法を、プロの視点からご紹介します。特に、空中棚や空中テレビボードを使ったインテリアデザインに焦点を当て、限られた空間を最大限に活用するアイデアを提案します。
1. 壁掛けテレビのメリットと部屋を広く見せる効果
1.1 床のスペースを解放する
壁掛けテレビを使う最大のメリットは、床スペースを有効活用できることです。従来のテレビスタンドやキャビネットを使うと、どうしてもテレビ周辺が物であふれたり、家具が占領するスペースが増えてしまいます。しかし、壁掛けにすることでテレビを壁に固定し、床のスペースが広がります。特に、リビングや寝室など限られた空間をできるだけ広く使いたい方にとって、これは非常に大きなメリットです。
1.2 視覚的な広がりを作る
テレビが壁に掛かっているだけで、視覚的にも部屋がスッキリとし、広々とした印象を与えます。物が少なくなることで、壁面がすっきりとし、部屋全体に開放感が生まれます。特に、壁掛けテレビに合わせて壁のデザインを工夫することで、さらに広がりを感じさせる効果が得られます。
1.3 配線の処理で更に美観を向上
配線がごちゃごちゃしていると、せっかくのスッキリとしたデザインも台無しになってしまいます。壁掛けテレビにすることで、配線を隠ぺい配線にしたり、壁面に沿って整理することが可能です。こうすることで、部屋全体の見た目が整い、テレビ周辺が洗練された雰囲気になります。
2. プロならではのアイデア:空中棚と空中テレビボードの活用
壁掛けテレビを導入する際に、さらに部屋を広く見せるために有効なアイテムが、空中棚や空中テレビボードです。これらを組み合わせることで、収納力を損なわずに、より広々とした空間を演出できます。
2.1 空中棚で収納スペースを拡張
空中棚は、壁掛けテレビの周辺に設置することで、デザイン性と収納性を兼ね備えたインテリアを作り上げることができます。床に設置するキャビネットではなく、壁に浮かせる形で棚を設置することで、床面を圧迫せずに収納を増やすことが可能です。
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リビングの活用法: リビングに壁掛けテレビを設置する場合、テレビの上や両側に空中棚を設置することで、リモコンやDVDレコーダーや外付けハードディスク、ゲーム機器などを整理して置くことができます。外付けハードディスクやモデムは一緒に壁掛けしてしまうという手も面白いですよ。壁一面を活用して統一感のあるデザインにすることで、部屋が広く、かつ機能的になります。
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小物やインテリアを配置: 空中棚には、観葉植物や写真立て、アート作品などを飾ることもでき、個性的な空間演出が可能です。デザイン性を重視した棚の選定により、視覚的にも部屋を広く感じさせる効果があります。
2.2 空中テレビボードで収納力とデザインを両立
空中テレビボードは、床に設置する通常のテレビボードとは異なり、壁に浮かせて設置するタイプのボードです。このアイテムは、壁掛けテレビと組み合わせることで、床に物がないスッキリとした空間を演出できます。
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収納力を確保しつつ広々とした空間を演出: テレビ周りの収納が必要な場合、空中テレビボードは理想的です。DVDプレーヤー、ゲーム機、スピーカーなどの家電を収納しつつ、床を開けることで視覚的な広がりを持たせることができます。
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高さ調整で見やすさも確保: 空中テレビボードの高さは、壁掛けテレビの位置に合わせて調整可能。テレビを見る位置や角度を考慮しながら、ボードの高さを適切に設定することで、視聴しやすい快適な空間を作ることができます。
3. 空中棚や空中テレビボードの設置方法と注意点
壁に棚やテレビボードを設置する際には、いくつかの注意点を押さえる必要があります。適切な設置方法を守ることで、安全かつ美しく仕上げることができます。
3.1 耐荷重に注意
空中棚や空中テレビボードは、壁にしっかり固定されている必要があるため、耐荷重を考慮することが重要です。テレビや機器の重さに加え、棚に置く小物の重量も考慮して、適切な金具を使用しましょう。
- 壁の種類に応じた金具選び: 石膏ボードの壁には、専用のアンカーを使い補強が必要です。コンクリートや木材の壁には、強力なアンカーやボルトで固定します。
- プロによる設置が推奨: 特に重量のあるアイテムや大型のテレビを設置する場合は、プロの施工業者に依頼することで安全性が確保されます。
3.2 配線の整理
空中テレビボードや棚を使う場合、テレビや家電の配線が露出してしまうと、見た目が雑然としてしまいます。配線を隠すための工夫が重要です。
- 隠ぺい配線: 壁の内側に配線を通す隠ぺい配線を行うことで、コードが見えないスッキリとした見た目になります。
- 配線カバーの使用: 配線を壁に沿って配置し、配線カバーで隠す簡易的な方法もあります。配線カバーはさまざまなデザインがあり、部屋の雰囲気に合わせたものを選べます。
3.3 デザインの統一
棚やテレビボードを設置する際は、デザインの統一感を大切にしましょう。壁の色や質感、家具のスタイルに合わせた選び方をすることで、全体的にまとまった印象を作り出します。
- 素材の統一: テレビボードや棚の素材を、他の家具やインテリアと合わせると、一体感が出ます。例えば、木材の家具が多い部屋には、木製のテレビボードや棚を選ぶと自然な仕上がりになります。
- カラーコーディネート: 壁や家具の色合いに合わせて、統一感のあるカラースキームを選びます。モノトーンやニュートラルカラーを基調にすると、部屋が広く見える効果があります。
4. 壁掛けテレビ×空中棚の実際の成功事例
4.1 モダンなリビングでの空中テレビボード活用
名古屋市内の新築住宅で、壁掛けテレビと空中テレビボードを組み合わせた施工例があります。75インチの大型テレビをリビングの壁に掛け、その下に幅広の空中テレビボードを設置しました。床に余分な家具を置かないことで、リビングが非常に広く感じられるようになりました。
- 視覚的な広がり: テレビと棚が壁に浮かんでいるようなデザインが、リビングに開放感を生み出しています。
- 収納力の確保: テレビ周りの機器をすべてボード内に収め、見た目もスッキリとした仕上がりに。
4.2 寝室でのコンパクトな空中棚の活用
寝室に50インチのテレビを設置し、ベッドの頭上に小型の空中棚を設置した例では、限られたスペースを最大限に活用しています。空中棚には、リモコンや書籍を置き、寝る前の時間に最適なリラックス空間が作られました。
- スッキリしたレイアウト: ベッドサイドに余計な家具を置かずに済み、空中棚で収納スペースを確保しつつ、視覚的に広がりを持たせています。
5. まとめ:壁掛けテレビで部屋を広く見せるプロの秘訣
壁掛けテレビは、部屋を広く見せるための効果的なインテリア手法の一つです。さらに、空中棚や空中テレビボードを組み合わせることで、収納力を高めつつ、視覚的に広々とした空間を作り上げることができます。
- 床に物を置かない設計で、スッキリとした印象を持たせる。
- 耐荷重を考慮し、壁にしっかり固定することで、安全かつ美しい仕上がりを実現。
- 配線の隠ぺいやデザインの統一を意識することで、さらに洗練された空間を演出。
プロのアイデアと技術を活かして、理想の広々としたリビングや寝室を実現してみてはいかがでしょうか?
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