【徹底比較】壁固定式 vs スイングモーション式金具〜どっちを選ぶべき?プロが本音で解説〜

「どっちの金具がいいですか?」←この質問、めっちゃ多いです
こんにちは!株式会社速人は、名古屋市北区で壁掛けテレビと壁の施工専門店「ソクトノカベカケ」
運営しています。速人の代表、坂井です。
壁掛けテレビの相談で、必ずと言っていいほど聞かれる質問があります。
「壁にピッタリ付ける金具と、動く金具、どっちがいいですか?」
今日は、この2つの金具の違いを、現場で実際に施工している私の本音で解説します!
良い面も悪い面も、全部正直にお話しますよ〜(・∀・)
まずは基本〜2つの金具の違い
🔧 壁固定式金具(フラットマウント)
特徴: 壁にピッタリ貼り付く、動かないタイプ

🔧 スイングモーション式金具(チルト・アーム式)
特徴: 左右に動いたり、角度を変えられるタイプ
見た目の違いは一目瞭然ですが、実際の使い勝手は…?

壁固定式金具〜シンプル イズ ベスト

✅ メリット
1. 見た目がスッキリ
- 壁から13〜15cmしか出ない
- 「まるで壁に絵が掛かってるみたい」
- インテリア性抜群
2. 価格が安い
- 汎用品なら3,000円〜
- メーカー純正でも13,000円程度
- 75インチ~100インチ対応モデルでも30,000円~50,000円ぐらい。
- コスパ最高
※安価な金具には、耐久性や対応インチ数がマチマチ。
必ずテレビのインチサイズと総重量を確認して用意してください!
3. 故障しにくい
- 可動部分がないから壊れにくい
- 15年使っても現役バリバリ
- メンテナンスほぼ不要
4. 設置が簡単
- 施工時間短縮
- 構造がシンプル
- DIYでも比較的簡単
❌ デメリット
1. 角度調整不可
- 一度付けたら動かせない
- 「ちょっと下向きに…」は無理
- 設置位置のミスが致命的
2. 配線メンテナンスが大変
- テレビを外すのに一苦労
- HDMIケーブル交換も大仕事
- 「あ、配線間違えた…」が地獄
3. 見る角度が限定される
- 真正面からしか見えない
- ソファの位置変更で見づらくなる
- 家族みんなで見るのに制限
- 壁掛けテレビの失敗事例は大体壁固定式金具である事がおおい
スイングモーション式金具〜自由度が魅力

✅ メリット
1. 角度調整自由自在
- 左右に振れる(±90度とか)
- 上下の角度も調整可能
- 「今日はソファ、明日はダイニング」OK
- お部屋の間取りが普通じゃない方が使いやすい
2. 配線メンテナンスが楽
- テレビを手前に引き出せる
- ケーブル交換も簡単
- 掃除もしやすい
3. 複数の視聴位置に対応
- リビング・ダイニング両方から見える
- 家族それぞれの好みに対応
- 来客時の配慮も可能
4. 光の反射を避けられる
- 窓からの光が映り込む時に角度変更
- 時間帯に応じて調整
- 快適な視聴環境をキープ
❌ デメリット
1. 価格が高い
- 汎用品でも8,000円〜
- 高性能なものは40,000円超
- 75インチ~100インチ対応モデルでも30,000円~100,000円ぐらい。
- 初期投資がかさむ
2. 壁から出っ張る
- 12〜15cm壁から出る
- 「思ったより出てる…」
- 狭い部屋では圧迫感
3. 経年劣化のリスク
- 可動部分から油が漏れる
- 動きがスムーズじゃなくなる
- 下地補強が弱い場合、最悪テレビが落ちる可能性
※総重量必ず確認し、65インチでスイング式なら総重量は40kg想定。
5~10年耐えられる下地が必須ですよ!
4. 設置が複雑
- スイング部分のと配線が干渉すると水平が変わりやすい
- 金具が重く水平・垂直の調整が繊細
- DIYには上級者向け
経年劣化について〜実は結構重要な話
これ、あんまり話されないけど重要です( ̄▽ ̄;)
壁固定式の経年劣化
- ほぼ問題なし
- 金属疲労も少ない
- 15年選手でも現役
スイングモーション式の経年劣化
ちょっと心配な点があります…特に15000円未満の安価モデルは、手首の部分が弱く経年劣化で下向きに少しづつなるものがあります。これはメーカー金具でも同じ。施工者が信頼がおける金具が一番ですよ。量販店やハウスメーカーさんは壁の事も金具の事も、そこまで考えてはいませんから安易に進めてきますが、わたしはおススメできません。
1. 油漏れ問題
- 可動部分の潤滑油が漏れる
- 壁に油染みができる
- 見た目が悪くなる
2. 動きの不具合
- 最初はスムーズだったのに…
- だんだん重くなる
- 無理に動かして故障
3. 最悪のケース
- 可動部分の破損
- テレビの落下リスク
- 「まさか…」が起こる可能性
だから私は、スイングモーション式を選ぶ場合は必ず「定期点検」をお勧めしています!
料金比較〜現実的な価格差
壁固定式金具
- 汎用品: 3,000〜20,000円
- メーカー純正: 12,000〜50,000円
- 65インチの施工費込み: 30,000〜80,000円
※安価な金具を使って、安価で施工する業者さんと高性能な金具を使って水平確認と施工保証をしてくれる業者さんの値段差となります。
スイングモーション式金具
- 汎用品: 8,000〜30,000円
- 高性能品: 20,000〜50,000円
- 65インチの施工費込み: 30,000〜100,000円
※安価な金具を使って、安価で施工する業者さんと高性能な金具を使って水平確認と施工保証をしてくれる業者さんの値段差となります。
価格差:約1〜2万円
この差を「高い」と感じるか「安い」と感じるかは、使い方次第ですね〜
プロの本音〜どっちがオススメ?
結論から言うと…
壁固定式がオススメな人
- インテリア重視
- 予算を抑えたい
- テレビは、あまりみない。
- テレビの位置が決まってる
- シンプルが好き
- メンテナンスが面倒
スイングモーション式がオススメな人
- 使い勝手重視
- 小さい子供がいるご家庭
- 複数の場所から見たい
- 将来の模様替えを考えてる
- 配線をいじることが多い
- 定期点検OK
実際のお客様の声
壁固定式を選んだAさん
「壁にピッタリで、本当に絵みたい。掃除も楽だし、10年経っても全然問題なし!」
スイングモーション式を選んだBさん
「ダイニングからもリビングからも見えて便利。でも3年目で動きが重くなった…」
壁固定式を後悔したCさん
「配線を変えたい時に、テレビを外すのが大変。次はスイング式にする!」
どっちも一長一短ですね〜
【番外編】坂井の個人的な話
実は、私の自宅はスイングモーション式です(・∀・)
理由:
- 娘が触れない
- 角度は以外と変えたい機会がおおい
- シンプルで飽きが来ない
でも、お客様には「使い方に合わせて選んでください」とお伝えしています。
私の好みを押し付けるのは違うと思うので…
まとめ〜選び方のポイント
🎯 選び方のポイント
- 使い方を想像する
- 予算を考える
- メンテナンス頻度を考える
- 将来の変更可能性を考える
- 家族の意見を聞く
📝 最終チェックリスト
- ✅ 複数の場所から見る?
- ✅ 頻繁に配線を変える?
- ✅ 定期点検できる?
- ✅ 予算に余裕がある?
- ✅ 見た目より機能重視?
「はい」が多ければスイング式、「いいえ」が多ければ壁固定式がオススメです!
最後に〜どちらを選んでも大切なこと
金具の種類よりも大切なのは「安全な施工」です。
- 適切な下地補強
- 正しい取り付け方法
- 定期的な点検
これができていれば、どちらの金具でも安心して使えます!
あなたの使い方に合った金具を、一緒に選びましょう(・∀・)
とにかく相談を!
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