【壁掛けテレビと簡易下地補強】壁への後から補強は大丈夫?簡易補強の安価ゆえの怖さ。

〜壁のコンシェルジュ坂井に聞く!〜
こんにちは!名古屋市北区で壁掛けテレビと壁の施工専門店「ソクトノカベカケ」壁掛けテレビに関する事はなんでもご相談くださいませ!壁のコンシェルジュこと速人の代表、坂井です。
今回は、最近多い簡易補強工事について、をしっかりと説明。安価である程度のレベルで信頼できるから、悪いばかりじゃない。でも安い分だけの怖さもしっかりと把握しないと後で後悔しないようにしないといけませんよね。
ちょっと長いかもなので、要点だけ知りたい人はAI(Gemini)で作った絵でご覧ください。
絵で分かる!?簡易下地補強について












AIの進化は凄まじいですよね!ちょっと修正が足りなくて
色々整合性の部分がアレなところがあり、お見苦しくてすみません。
さて、本編はここから始まります。
簡易下地補強工事って、つまりどうなの?

ソクリン:
坂井さん、今日は「簡易下地補強」について聞いていきたいんですけど、まずこれはどういう工事なんですか?

坂井:
簡単に言うと、壁の表面に合板を前出しで張り付けて補強する工事です。
費用はだいたい 1万〜3万円くらい。クロス仕上げをする業者としない業者がありますが、速人では仕上げまで行います。
つまり「強度+見た目」の両方を意識した施工です。


ソクリン:
お手軽に感じますね。でも「簡易」って聞くと、ちょっと不安になりませんか?
応急処置的な感じがして・・・

坂井:
その通りです。「簡易=応急処置」という印象を持つ方は多いですね。
ただ実際には、 65インチ前後のテレビまでなら十分現実的な選択肢 です。
日常生活や震度4程度の地震なら問題なく耐えられる強度が出せます。

ソクリン:
なるほど。でも「何インチまで安心ですか?」って気になる人も多いと思うんです。

坂井:
そこで目安となるのが「補強の厚さ」と「テレビサイズ」の関係です。
テレビサイズ | 適正厚さ | 想定重量 適正値・最大値 | 強度+安心度 | 料金目安 |
---|---|---|---|---|
10-40インチ | 9㎜ | 最大15kg 18㎏-27㎏ | 〇 震度4でも安心 約75% | 約11,000円 |
41-49インチ | 9㎜ | 最大20kg 18㎏-27㎏ | ○日常使用なら安心 約65% | 約11,000円 |
50-59インチ | 12㎜ | 最大30kg 24㎏-36㎏ | △ やや不安 約55% | 約16,500円 |
60-69インチ | 18㎜ | 最大50kg 36㎏-54㎏ | △やや不安 約50% | 約22,000円 |
70-79インチ | 24㎜ | 最大60kg 48㎏-72㎏ | 〇 日常使用なら安心 約65% | 約33,000円 |
80-89インチ | 30㎜ | 最大70kg 60㎏-90㎏ | 〇 震度3でも安心 約70% | 約55,000円 |
90インチ以上 | ― | ― | ✕ おすすめしない | ― |
👉 厚さが適正より10㎜下がるごとに安心度は約10%落ちるイメージです。
例:65インチテレビで厚さ9㎜の下地補強なら、20%落ちて安心度は30%。つまり強度の期待値としては半分を下回ります。
地震は縦揺れ、横揺れで同じ震度でもビスへの影響が大きく異なります。この表以上に耐久できるケースもあります。

ソクリン:
えっ、それって例えば「85インチに9㎜補強」だとどうなっちゃうんですか?

坂井:
その場合、安心度は30%程度。日常生活において負荷が掛かった壁とはいえ耐久出来るという1年ほどの検証データではガッチリついてます。ただ震度6クラスが何度も続けば落ちるリスクは高いです。
一度は耐えても、2回目3回目で前のめりに揺さぶられたら、ネジ穴が広がって保持力がなくなります。

ソクリン:
なるほど…。じゃあ簡易補強は「小〜中型向け」ってことですね?

坂井:
そうです。50インチ以下ならコスパ良し。
55〜65インチは“妥協ライン”。
70インチ以上はリスクが高いので推奨しない、という整理が現実的です。
表での70以上の安全度が上がっているのは、厚さがあるおかげと言えます。
55インチ帯でも24㎜の厚さがあれば強度は全然違いますよね。

ソクリン:
でも、じゃあ「簡易補強=ダメ」ってわけじゃないですよね?
値段も安いですし。

坂井:
もちろんです。大事なのは「目的に合わせて選ぶこと」です。
例えば「家族が安心して使いたい」「将来も長く使う」なら、本格的な壁内補強の方がいい。
逆に「予算を抑えて、まず壁掛けを試したい」というなら簡易補強も立派な選択肢です。

ソクリン:
お客さんが知らないだけで、テレビの種類や金具によっても全然変わるんですね。
壁内補強なんてできる業者さんも限らてそうですし。

坂井:
そうなんです。有機ELやminiLEDは重量が重いし、スイング金具は10〜25kgもある。
だから「テレビ・金具・補強・壁・暮らし方」って全部セットで考える必要がある。
これを一緒に考えるのが、壁掛けテレビと壁の専門店としての速人の役目なんです。
まとめ

ソクリン:
簡易補強は「安いけど不安」じゃなくて、サイズと目的に合えば十分現実的な補強。
でも、大型テレビやスイング金具になると一気にリスクが高まる…。
だから「自分の家にはどれが合うか」をプロに相談するのが一番安心ですね!

坂井:
その通り。まずはプロに相談しよう。最近では施工業者さんも増えてきているけど、きちんとした知見をもっているかも確認だ大事だよね。
簡易補強工事が信頼できるのは、
・あくまでもテレビと金具の総重量が軽量である事。
・そして壁の中の柱2本に、前出し下地合板がしっかり打ち付けられている事。
この2つの大前提がクリアされてない限り、地震時やその後に落ちてきてもなんら不思議じゃない。
だから私たちは「ただの補強」じゃなくて、「目的に合った補強」を全力で施工します。
次回は「壁内強化下地補強」と「ふかし壁(アクセントウォール/イミテーションウォール)」について詳しくお話ししますね。
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